2008年9月29日月曜日

花嫁のれん展


 加賀友禅の「花嫁のれん」が10月16日から22日まで、安田邸のお座敷に10数枚掛けられます。

花嫁のれんというのは、加賀、越中の一部の地域に伝わるしきたりで、結婚の日、女性は花嫁のれんを持参し、婚家先の仏間に掛けます。そののれんをくぐって婚家先のご先祖様にお参りをしてから結婚式が始まります。一生に一度だけ掛けて、その後は箪笥の置く深く仕舞われていましたが、最近、それにスポットが当てられるようになりました。

 今回の展覧会は、伝統的な商家の町並みが続く、能登七尾の一本杉通りの人たちとの交流から実現したもので、花嫁のれんを通じて東京と能登の交流が継続することを願っています。

 水、土の週2回の公開が旧安田邸のルールですが、今回は1週間の連続公開にチャレンジ!ボランティアの皆さんも張り切っています。

 お越しをお待ちしています。

七尾の名産のお買い物もできます。ただし、最高にうまい海の幸は、現地に行って味わってください。

2 件のコメント:

akiko さんのコメント...

花嫁のれん展に先日伺いました。天気にも恵まれ、とても良いひと時を過ごすことが出来ました。手入れが行き届き、案内の方の説明も丁寧で堪能いたしました。ただ、一点残念なことが・・・ふとお2階の窓から外をのぞくと洗濯物を取り込むお隣の奥様と目があってしまいました。何だか急に現実に引き戻されたような気がいたしました。何もおっしゃりませんでしたが、あちらの方も他人に家を覗かれるのはきっといやな気持ちでいらっしゃることでしょう。お庭側以外の窓は締め切りにされたほうがよろしのではないでしょうか?

wabisuke さんのコメント...

akiko様
貴重なご意見をありがとうございます。旧安田邸では、ご近所プライバシールールを設けていますが、徹底していないようで、気をつけたいと思います。お掃除のとき、開け放してもお隣に接する側は、閉めるようにしているのですが。
これに懲りずに、また遊びにおこしくださいませ。