2008年2月25日月曜日

お雛様を飾りました


旧安田邸のお雛様は、安田楠雄・幸子夫妻の長女(昭和7年生まれ)と次女(昭和16年生まれ)の二つのお内裏様が飾られる七段飾り。日本橋十軒店(現、室町3丁目)にあった永徳斎の作品です。今年は長らく不明だった唐銅(からかね)の花いれが飾る直前にみつかり、長女美佐子さんの初節句の写真とと同じ花入れに桃の花と菜の花が活けられました。

2008年2月4日月曜日

安田邸のおひなまつり


 今年も安田邸の残月の間の床の間にお雛さまを飾ります。ひな段の最上段にはお内裏様が2組並びますが、昭和7年生まれの長女美佐子さんと昭和16年生まれの香名子さんの分になります。両方とも日本橋十軒店にあった人形師永徳斎のものです。香名子さんの分は戦時下で贅沢なものは作れない時代に入っていましたが、美佐子さんのものは、まさに名品といえるもので、2段目以降は美佐子さんのものを主に飾ります。3月1日と2日はお抹茶の接待もありますので、どうぞお楽しみに。

2008年2月1日金曜日

かじったのは誰?






安田邸の建物の修復工事が終わって2年近くなりますが、早くも補修が必要な箇所が・・・土壁をくりぬくように小舞窓がありますが、鋭角にキリッとしていた土壁の縁がぎざぎざになっています。誰がかじったのだろう。もしかしたらカラスの仕業!修復の設計監理をした角野さんによると、蜂が土を少しずつ持っていたのだそうです。鉢の巣を作る際の接着剤代わりにしているそうで、まさか!と思いましたがホンとの話。カラスよごめん。