旧安田邸では、これまで竹を棕櫚縄で結んで結界を作って置いていましたが、棕櫚縄が畳にすれることや低すぎて結界の役目を果たさないなど、新しいものを制作したいと思っておりましたが、「となりの高村さん展」の初日の朝に、新しい結界が届きました。
高さ20センチ、幅は60センチと90センチの2種類です。天竜杉の自然木で無塗装の実に美しいものです。これまでいくつかの結界を参考に見てきましたが、どれも大きすぎることや、いかにも「入るな!」と声高に言っているような感じで好感が持てませんでした。今回のものは、安田邸の建築にしっくりなじむ美しいもので、以前、傘立てを作ってくださった「いろはに木工所」の山下純子さんの手になります。
ここに写っているのは、2階の書院に置いたものですが、後ろは、高村光雲さんの彫刻机です。
「となりの高村さん展」は11月8日(日)までです。
お見逃しなく
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