旧安田邸のボランティアさんにはお茶人が何人もいます。その中でも渡邉誠三さんはご家族全員でお茶をなさるので、お茶会のときは大活躍されます。
最近は、正座が苦手という方が多いので、旧安田邸で用意した椅子に合わせて、桐の小机を5台作ってくださいました。さすが安田家お出入りの表具屋さんだっただけに上品な出来栄えです。このしつらえの前で冷えたお抹茶を点ててお客様にお出しします。猛暑の中、清涼の味わいが喜ばれています。麻の白絣に袴をつけてのお点前は涼しげで、写真がないのが残念ですが、安田邸の公開は、ボランティアさん一人ひとりの持ち味で支えられています。
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