昨年秋の「東京文化財ウィーク2009」に参加した「となりの高村さん展」
が公開事業及び企画事業の双方において「東京都知事賞」を受賞いたしました。光雲さん、光太郎さん、豊周さんの本物の作品を身近に展示し、智恵子さんの紙絵は、本物と見まがうような写真作品で、見る人をびっくりさせました。これらの展示ができたのは、もちろん隣の高村さんのご協力なしにはできません。
また、谷根千工房のスタッフが長年、蓄積してきた、地域の方たちからの聞き取りを関連づけて展示したことで、大正、昭和の千駄木界隈と高村家の人々のホットな関係を浮き上がらせることができたと思います。それに、審査委員の方々の感想として、ボランティアスタッフが、よく勉強して詳しい説明をしたことで理解が深まったとのことです。
これからも旧安田邸の建物をひきたてつつ、魅力的な展示を行っていきたいと思っております。
写真は、3月24日の表彰式の日の記念写真です。
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