2008年1月23日水曜日

幻想的な雪の安田邸




1月23日、安田邸は公開以来初めての雪景色になりました。雨戸を開けながら、しばし、その美しさに見とれました。


朝、団体見学キャンセルの電話があり、今日はどなたもいらっしゃらないかもしれないと、玄関脇の書生部屋で、配布資料を折ったり、ガイド用マニュアルの英訳をしたり、お雛様の日にカンパを下さった方に差し上げようと折り紙でお雛様を作ったり、打ち合わせをしたりと、めいめいが和やかな時間を過ごしました。


結局、今日の見学者はゼロ。雪、みぞれ、雪で、寒さのため町中が静まり返った一日でしたが、こういう日もあるのでしょう。

2008年1月21日月曜日

安田邸で初めての防火訓練




1月26日は、文化財防火デーです。法隆寺金堂が焼けたあと、文化財を火災から守るために設けられました。


今回は一週間前の19日。参加したボランティアさんは15名。消防署の方のお話に熱心に質問し、119番通報の仕方や、火災では放火が一番多いことなどを教えていただきました。


消火器の使い方は、半分くらいの方は体験済みで余裕の・・・というより、玄関前のスダジイの根元の石組みに思いっきり水をかけて、訓練なのか掃除なのか分からない状況でした。


その後は、建物の中に入り、実際に警報機を鳴らし、誘導や初期消火、通報の訓練をしましたが、こちらは右往左往でちょっとお粗末でした。でも、これにより何をしなければいけないのか、問題点が浮き彫りになり、これからの対応の仕方のイメージができました。




2008年1月17日木曜日

応接間に冬の二曲屏風を置きました


安田邸には四季折々の調度品があります。
昨日、遅ればせながら冬の屏風を出しました。
二曲屏風で、寄贈される前、応接間に置かれていたものです。

絹地に雪を被った南天が刺繍され、雀が赤い実をついばもうとしている図柄で、縁は斑模様の竹でなかなか優美なものです。

冬の安田邸はとても寒いですが、見学コースの中ほどにある茶の間にホットカーペットを敷きましたので、しばし温まっていただけます。
お越しをお待ちしています。